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人間関係で消耗する20代へ|リモートワーク中心の職場の探し方

2026.02.26

正直に言います。職場の人間関係って、仕事のしんどさの中でもトップクラスにきつい。

「仕事の内容自体は嫌いじゃない。でも、職場の人間関係が毎日しんどくて、もう限界かもしれない」。

こういう相談、5年間でどれだけ聞いてきたかわかりません。本当に多い。

特に20代は、職場での立場がまだ弱くて、理不尽なことを言われても反論しにくい。上司や先輩との関係でストレスを抱えながら、それでも毎日顔を合わせなきゃいけない。週5日、8時間以上。

しかも通勤時間まで含めると、1日のほとんどを職場の人間と過ごしていることになる。

そのストレスが毎日積み重なっていくわけです。そりゃ消耗しますよ。

「でも、どこに行っても人間関係の問題はあるんじゃないか」という声もよく聞きます。それは半分正解で、半分間違っています。

確かに人間関係のない職場はほぼ存在しません。

でも、リモートワーク中心の職場に変えるだけで、その「しんどさ」がかなりマシになるケースはとても多い。

今日は、その理由と具体的な探し方をお伝えします。

 

リモートワークで「人間関係の消耗」が減る理由

物理的な距離が、心理的な距離を生む

リモートワークの一番の効果は、「顔を合わせる時間が減ること」です。

苦手な上司も、相性の悪い同僚も、画面越しになるだけで不思議とストレスが軽減されます。

毎日同じ空間にいることで生まれる緊張感、「今日もあの人がいる」という朝からの憂鬱感、ランチをどうするかという地味なプレッシャー。

リモートワーク中心の職場では、これらが大幅に減ります。

必要なやり取りはチャットや会議でできる。

れ以外は自分のペースで仕事ができる。この違いは、毎日積み重なると相当大きい。

コミュニケーションが「テキスト中心」になると、感情的な摩擦が減る

対面でのやり取りって、相手の表情や声のトーンで感情が左右されやすいですよね。

機嫌が悪い上司に声をかけるタイミングを見計らったり、ちょっとしたひと言が刺さって1日引きずったり。

テキストコミュニケーション中心になると、これが大きく減ります。

感情的なトーンが伝わりにくくなる分、業務のやり取りがフラットになりやすいんです。もちろんテキストでも摩擦は起きますが、対面と比べると頻度も強度もずいぶん違います。

リモートワーク中心の職場を見つける方法

求人票の「勤務形態」をちゃんと読む

「リモートワーク可」と書いてある求人は増えましたが、注意が必要です。「可」という表現は、「条件によっては認める場合もある」という意味で、実態としてはほぼ出社、ということも少なくありません。

見るべきポイントは「週〇日リモート」という具体的な日数の記載があるかどうかです。「フルリモート」「週3〜4日在宅」のように具体的に書いてある求人は、実際にリモートが定着している可能性が高い。

逆に「リモートワーク可(応相談)」は、あまり期待しない方が無難です。

IT系・スタートアップ・外資系を中心に探す

業界としてリモートワークが定着しているのは、IT系・Web系の企業です。エンジニアはもちろん、マーケター、デザイナー、カスタマーサポートなどもリモート対応している企業が多い。

スタートアップは少人数で回しているため、場所にとらわれない働き方を採用しているところが多い傾向があります。

外資系企業も、日本の大企業と比べてリモートに対してフレキシブルな姿勢を持っている会社が多いです。

英語力が必要な場合もありますが、日本語対応がメインのポジションも存在します。

口コミサイトで「リモート実態」を確認する

OpenWorkやエンゲージなどの口コミサイトには、「リモートワークの実態」についてのコメントが載っていることがあります。

「名目上はリモートOKだが、上司の目が気になって実際にはほぼ出社」「週4日在宅が実現できていて、非常に働きやすい」といった生の声は、求人票では絶対にわからないリアルを教えてくれます。

転職エージェントに「リモート実態」を聞く

転職エージェントを使う一番の強みは、求人票に書かれていない内部情報を持っていることです。

「この会社は求人にリモートOKと書いてあるけど、実態はほぼ出社です」「この会社はフルリモートが定着していて、地方からでも働いている社員が多いです」。

こういった情報を持っているエージェントに相談することで、ミスマッチを防ぎやすくなります。

面接前にエージェントに「リモートの実態を確認してもらえますか?」とお願いするのも全然OKです。

それが転職エージェントの使い方として正しいので、遠慮せず聞いてみてください。

面接で「リモートの実態」を直接確認する方法

聞き方を工夫するだけで、本音が引き出せる

面接でリモートワークについて聞くのは失礼じゃないか、という心配をする方も多いですが、全く問題ありません。

今の時代、働き方を確認することは当然のことです。

ただ、聞き方によって得られる情報の深さが変わります。

「リモートワークはできますか?」という質問だと「はい、できます」で終わってしまうことが多い。

こう聞いてみてください。「現在、チームのメンバーの方は週に何日くらい在宅で勤務されていますか?」。

具体的な数字を聞くことで、実態が見えやすくなります。

また「入社後、リモートワークを活用するまでに何か条件や期間はありますか?」という質問も有効です。

「研修期間中は出社」「試用期間は週5出社」という条件がある会社は意外と多いので、確認しておくと後からのギャップが防げます。

面接で使える「リモート実態確認」の質問リスト

せっかくなので、私が相談者の方に事前にお伝えしている質問を、まとめてご紹介します。

面接前にこの中から2〜3個選んで準備しておくだけで、「入ってみたら全然リモートじゃなかった」というミスマッチを大幅に防げます。

「現在、チームのメンバーは週に平均何日くらい在宅勤務されていますか?」

「入社後、フルリモートや在宅勤務を活用するまでに、何か条件や期間はありますか?」

「リモートワーク中のコミュニケーションは、主にどんなツールや方法で取られていますか?」

「出社が必要になるのは、どんな場面が多いですか?」

「地方在住のメンバーや、フルリモートで働いているメンバーはいますか?」

「リモートワークの制度は、ここ1〜2年で変わりましたか?今後変わる予定はありますか?」

最後の質問は特に大事です。

コロナ禍でリモートを導入したものの、最近「やっぱり出社を増やしたい」という方向に揺り戻している会社も増えています。

入社時点ではリモートOKでも、1〜2年後には出社が基本になっていた、というケースも実際にあるので、今後の方針についても確認しておくと安心です。

 回答の「質」で会社の本音を読む

質問への回答の内容だけでなく、「どう答えてくれるか」にも注目してみてください。

たとえば「週3〜4日在宅の社員が多いです」と具体的に答えてくれる担当者は、実態がきちんと把握されていて、かつ隠す必要がない状態だということです。

一方で「人によって違いますね」「部署次第ですね」という曖昧な答えしか返ってこない場合は、制度としてはあっても文化として定着していない可能性があります。

また、「なぜリモートワークにこだわるんですか?」と少し圧迫気味に返してくる面接官がいるとしたら、それ自体がその会社の文化を表しているかもしれません。

働き方への希望を話すことを「わがまま」と捉えるような会社は、入社後もその文化が続く可能性が高いです。質問への反応そのものが、職場の空気を教えてくれることがあります。

「リモートOK」の落とし穴を知っておく

求人票に「リモートワーク可」と書いてあっても、実態が伴っていないケースはまだまだ多いです。私がよく見てきたパターンをいくつかご紹介します。

「リモート可だが、上司がほぼ毎日出社しているため、なんとなく出社しないといけない空気がある」というのが最も多いパターンです。制度はあっても、使いにくい文化が残っているということです。

面接で「上司の方はリモートを活用されていますか?」と聞いてみると、このあたりの空気感が見えやすくなります。

次によくあるのが、「週1〜2回の出社が必須で、実質リモートとは言えない」ケースです。

週1出社でも、通勤に2時間かかる場所に住んでいる人にとっては大きな負担になります。

「出社が必要な頻度と、その理由」を確認しておくことが大事です。

そして「試用期間中は毎日出社」というパターンも多いです。3〜6ヶ月の試用期間が終わってからリモートが解禁されるという会社は珍しくありません。

それ自体は問題ではありませんが、「試用期間中の勤務地はどちらになりますか?」と事前に確認しておくことで、入社後のギャップを防げます。

リモートワーク中心の職場に移った方の声

私がサポートした方の中で印象に残っているのが、「前の職場では毎朝出社するだけで消耗していた」と言っていた26歳の方です。

特定の先輩との関係がしんどくて、その人がいるだけで職場全体が憂鬱に感じられていた。フルリモートの会社に転職してから、「顔を合わせないだけでこんなに楽になるとは思わなかった」と言っていたのが印象的でした。

別の方は、「リモートになって通勤時間が往復2時間なくなったことで、朝に読書する時間ができた。

それだけで毎日の気持ちの余裕が全然違う」と話してくれました。年収は少し下がったけれど、「生活の質は明らかに上がった」とのことでした。

さらに別の方からは、「人間関係が嫌で転職したのに、リモートになったら前の会社の人たちとも仲良くできる気がしてきた。直接会わなければ、あんなに消耗しなかったのかもしれない」という話も聞きました。

環境を変えることで、自分自身への見方まで変わることがある。そのことを改めて感じた言葉でした。

リモートワークが「全ての問題を解決する魔法」だとは言いません。でも、人間関係の消耗を和らげる一つの有効な手段であることは確かです。

「リモートで働ける環境に変えたい」という気持ちは、十分すぎる転職の理由になります。

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